【初心者向け】ポケツイ交換レートの基本とルールを分かりやすく解説

ポケツイの交換でよく耳にする「レート」「レトチ」という言葉。
「レート」とは、アイテム同士の価値を釣り合わせるための基準を意味します。
「レトチ」とは「レートが違う」の略語のようなものです。
初心者さんは「このアイテムはどんなレートで交換すればいいの?」と悩むことも多いですが、基本のルールを知っておけば安心。
この記事では、ポケツイのレートについての基本情報や考え方を紹介します。

これから交換にチャレンジする方、現在交換で悩んでいる方のヒントになれば幸いです
一般的なレートの考え方
レートは公式ルールではない
レートは運営が決めた公式ルールではなく、プレイヤー同士のやり取りの中で自然にできたものです。
そのため、同じ条件のアイテムでも人によって価値の感じ方が違います。
もし交換で「レトチです!」と言われても、ゲームのルール違反をしているわけではないので過度に気に病むことはありません。
レートの基準となるもの
「レア度」や「入手難易度」「人気度」「アイテムの種類」でレートが決まることが多いです。
- N・R・Sというレア度
- ガチャでの出やすさ
- 今引けるガチャ(現行品)か、終わったガチャ(過去品)か
- 個数制限品や期間限定品かどうか
- 欲しい数の多さ
- エクステや色吸いアイテムなど
レートの「+1」って何?
一般的に、「+1」とはそのアイテムのレア度を1個分重ねがけするという意味です。
例:アイテムがRレアだったら「+1」でR+Rとなり、実質Sと同等
「+2」ではR+R+Rとなり、S+Rが釣り合う価値…という感じ
アイテムを一個増やすという意味ではないので注意です。
やっかいなポイント
レア度「+1」には2通りの考え方があるようです。
- そのアイテムの元のレア度を足していく
【Rの+2=R+R+R=S+R】 - 足したことで昇格したレア度を再加算する
【Rの+2=S+S】
┗①まずRの+1=R+R=Sになる
②Sにさらに+1となるのでS+S
多くの人はこのどちらかで交換している印象です。
親切な人は自分のレート感をノートに書いているので、それを読むのも確実。

私は基本的に①の計算で交換しています。
レートはこのくらいあやふやなルールということです…
一般的なレートの紹介
ここでは、初心者向けに最低限覚えておきたいレートの基本をまとめます。
- レア度を合わせる
- 現行品か過去品かちゃんと見る
- ガチャのタイプを見る
①レア度によるレート
初心者がまず覚えるべきレートはレア度合わせです。
下の組み合わせを頭に入れておくと安心です。
等価 | レア度崩し① | レア度崩し② | レア度崩し③ |
---|---|---|---|
N=N | |||
R=R | R=N+N | ||
S=S | S=R+R | S=R+N+N | S=N+N+N+N |
イメージしにくい人はお金に置き換えてみると良いかもしれません。
- 1000円札 1枚=500円玉 2枚=100円玉 10枚

小銭(低レア)がいくつか集まるとお札(高レア)になる感じです。
逆もしかり
②現行品か過去品か
今も引けるガチャ=現行品 / もう引けないガチャ=過去品と呼びます。
過去品は自力での入手手段がほぼないため、価値が高く考えられています。
現行品と過去品を釣り合わせるレートは以下のとおりです。
現行品 | |||
---|---|---|---|
現行N=現行N | |||
現行R=現行R | 現行R=現行N×2 | ||
現行S=現行S | 現行S=現行R×2 | 現行S=現行R+現行N×2 | 現行S=現行N×4 |
過去品 | |||
---|---|---|---|
過去N=過去N | 過去N=現行N×2 過去N=現行R | ||
過去R=過去R | 過去R=過去N×2 過去R=現行R×2 過去R=現行S | 過去R=現行R+現行N×2 過去R=現行R+過去N | 過去R=現行N×4 |
過去S=過去S | 過去S=過去R×2 過去S=現行S×2 過去S=過去R+現行S | 過去S=過去R+過去N×2 過去S=過去N×4 過去S=過去R+現行R×2 過去S=現行R×4 | 過去S=現行R×3+現行N×2 過去S=現行R×2+現行N×4 etc… |
③ガチャの種類によるレート
ポケツイのアイテムには、入手手段による価値ランクのようなものがあります。
以下に、見聞きしたレート目安をまとめてみました。
※リストは筆者の体感を元にしたもので、諸説あります
ランク | ガチャ種別 | 現行中レート | 過去品レート |
---|---|---|---|
S | お部屋品 | 過去S×3〜 現行S×5〜 | 過去S×3〜 現行S×5〜 |
A | 福袋 / DF / CB / 限定ショップ | +1〜+2 | +2〜+3 |
B | 招待ガチャ / ハピのおまけアイテム / 課金コラボ | +0〜+1.5 | +1〜+2.5 |
C | ハピガチャ / 無償コラボ※1 | +0〜+1(※1) | +1〜+2(※1) |
D | キララ / ハピコレクション※2 | ー | ー(※2) |
E | お世話アイテム | ー | ー |
F | 木の実 | ー | ー |
S〜C | ★レプリカ品 | 原本からやや下(※3) | 原本からやや下(※3) |
※1:無償コラボは期間限定・復刻無しのため+1の場合もあり
※2:期間限定のハピコレクションはA〜Bあたりのレートの場合もあり
※3:N以外は基本的に原本よりやや下〜半分程度にレートが下がる印象
課金必須のアイテムはレートが高い
お部屋品や招待ガチャなど、入手に課金が必須なアイテムは高レートです。
期間限定・数量限定はレートが高い
福袋やDFなど、入手期間が決まっており数量に制限があるものも高いです。
ゲーム内に存在するアイテム数が限られるため、時間が経つにつれレートが上がります。
フォーチュン品など、一部の人だけが入手出来るものもレートが上がると考えてよいでしょう。
木の実のレート
タダで手に入るため実質価値はないです。木の実は木の実と交換するのが安全。
しかし、バッジ集めをしている人がガチャ品と交換してくれることもあります。
- 現行N = 木の実3個~5個
- 現行R = 木の実6個~12個
- 現行S = 木の実12個~30個
④アイテムの種類によるレート
アイテムの種類(機能)によっても価値が変わります。
以下に、現在実装されているアイテム種別と、見聞きしたレート目安をまとめました。
※リストは筆者の体感を元にしたもので、諸説あります
アイテム種別 | 現行中レート | 過去品レート | |
---|---|---|---|
![]() | スペシャル | +0〜+1 | +1〜(貴重品は高レート) |
![]() | ふれあい | +0〜+1 | +1〜(貴重品は高レート) |
![]() | カラーリンク (色吸い) | +0〜+1(※1) | +1〜+2(※1) |
![]() | ユニゾンコロン | +0〜+1 | +1〜(貴重品は高レート) |
![]() | プレーヤー | +0〜+0.5(※2) | +1〜+1.5(※2) |
![]() | マジックアワー | +0〜+1(※1) | +1〜+2(※1) |
![]() | よびかけ | +0〜+1 | +1〜+2 |
![]() | 手持ちアクション | +0〜+1 | +1〜+2 |
![]() | エクステ | +0〜+1 | +1〜(貴重品は高レート) |
![]() | フィルター系アクセ | +0〜+1 | +1〜(貴重品は高レート) |
![]() | マジカルチェンジ | 使用アイテムの数だけ+1〜(※3) | 使用アイテムの数だけ+1〜(※3) |
※1:特殊タイプとしてレートを上げる人もいれば、しない人もいます
※2:機能ココリウムとしてレートを上げる人もいれば、しない人もいます
※3:最低でも使用したアイテム分のレート加算がありますが、「人による」としか言えません
「特殊アイテム」と呼ばれるもの
ピンクのアイコンが付いている「特殊アイテム」は、一般的に価値が高く考えられています。
特に「スペシャル」「ふれあい」はC品に含まれるため引く人が少なく、過去品は高レートになっています。
C品でも「プレーヤー」は余分に引けることもあるため、レア度以上の+1はされない事も多いです。

SやRの色吸いなども、もともと高レアのため色吸い分のレート加算をしない人もいます
エクステ
「エクステ」は出づらいため現行でも+1する人が多い印象です。
同ガチャのSエクステと、S髪やS目との1:1交換はできないことが多いです。
フィルター系アクセサリー
有名なものでは「まだ白昼夢の中」や「夏の夜の影」など、ココロン全体にかかるフィルター状のアクセサリーは価値が高くなりやすいです。
欲しい数が多いものは現行中でも+1される場合があります。
マジカルチェンジ(MC)アイテム
入手に複数アイテムが必須なことから、高レートになりやすいアイテムです。
最低でも使用するアイテム数分のレア度を加算するか、それ以上のレートで交渉しないと交換は難しいと思われます。
その他レートが高くなりやすいもの
- 音楽
- ツノ、羽根、ケモミミ、尻尾、天使の輪
- 男の子物のアウターなど(引いている人が少ないため)
実際にレートを使ってみる
ここでは、①〜④を考慮して何例かの交換レートを筆者流に考えてみます。
交換例① 画像1が欲しい
画像1はハピガチャ・現行品・NレアのF品です。
レートは以下のように考えます。
- 現行品なので+0
- 普通のハピガチャなので+0
- レートはNの+0なので基本的に何でも良さそう
- しかし、ノート本文に「木の実・お世話品不可」とあるためこの2種は✕
では、このレートを元に相手の欲しリスを見てみましょう。
「ギフト可」が付いているものはこちらが交換に出せるアイテムです。
今回は欲しリスの中に交換に出せそうな現行品・Nがありました。
レートも現行N=現行Nで釣り合っています。これなら1:1交換を申し込めそうです。
交換例② 画像3が欲しい
画像3はCB(チョイバ)・過去品・RレアのF品です。
過去品はショップ情報の横のボタンが「公開終了タイトルへ」となったり、情報欄がグレーになります。
レートは以下のように考えます。
- 過去品なので+1
- CBなので+1
- 合わせるとレートはRの+2(R+R+R)
- 釣り合いそうな組み合わせはこの辺りかな…
- 過去CB品R×1(等価)
- 過去S×1(R+R=S)
- 過去R×2(R+R)
- 現行S+現行R(R+R+R=S+R)
では、このレートを元に相手の欲しリスを見てみましょう。
シンプルな等価になる「過去CB品R」や「過去S品」は手持ちにありませんでしたが、「過去R×2」に当てはまるものはいくつかあるようです。
ついでに、相手の「特に欲しいもの」にあるアイテムを含めると、検討してもらいやすくなります。
交換例③ 画像6が欲しい
画像6はハピガチャ・過去品・SレアのF品、しかもコロンです。
レートは以下のように考えます。
- 過去品なので+1
- 普通のハピガチャなので+0
- 合わせるとレートはSの+1(S+S)
- しかし、よく見ると欲しい数が5万もあります
- 欲しい数が1万以上は+1と考える人も多いため、念の為+1加算と考えます
- 「欲しい数1万で+1」をきっちり守り過ぎると、アイテムによってはとんでもないレートになります。(例:はじまりの実)
- そのため、多くの場合+1〜+3くらいでどうでしょうか…とすり合わせする感じの交渉を見かけます
- よって最終的なレートはSの+2〜+3くらいと考えます
- 釣り合いそうな組み合わせはこの辺りかな…
- 過去ハピガチャSコロン(ほぼ等価)
- 過去S×2(S+S)
- 現行S×3〜4(S+S+S〜+S)
相手の欲しリスを見ますが、こちらが出せるS品はありません。
今回は手持ちがないため、この交換の提案は無理そうです。(「ダブリスが弱い」とも言います)
もっと簡単に覚えたい!
もっと簡単にレートを覚えるには、「そのアイテムの交換事例を探す」のが早いです。
アイテムを指定して交換ノートを検索してみましょう。誰かの交渉が見つかるはず。
そこで出されている提案を見て、「このアイテムは過去R2個くらいなんだ」「DF品とは1:1も出来るんだな」など参考にするのが良いと思います。
初心者が注意したいルール
レートを理解する上で、以下のルールも知っておくとさらに安心です。
相手のノートや欲しリスラベルをよく見る
交換前にノート本文や、欲しいものリストの「ラベル」を確認しましょう。
- 欲しいもの、譲れるもの
- 交換時のルール
- ノート主のレート感
- 交換の優先度が高いアイテム
など、その人の価値観や交換条件を知ることが出来ます。
ただレートを合わせれば提案OKではないことが分かります。
強引な提案をしない
相手の希望を無視して一方的な提案をするのはよくありません。
レートが合っていても求めていない品との交換や、貴重さをダシにした過剰な要求は控えましょう。
自分がされて嫌な交換は相手も当然嫌がります。
わからない時は相談する
どうしてもレート感が掴めなかったり難しい時は、あせらず時間を取り、交換相手や他の人に相談してみましょう。
こちらのご提案ですが、レート感で悩んでいるため少し検討時間を下さい。
初心者のためまだレートが分からず、こちらのアイテムのレート感を教えて欲しいです。
分からない旨を一言添えたり、自分でも考えてみたが…と書いておくと、教えてくれる親切な人も多いですよ。
まとめ
ポケツイの交換は、レートの目安を知っておくだけでも安心してやり取りができるようになります。
初心者の方は、まずは現行品の同価値のアイテム同士で交換する練習から始めてみるとよいでしょう。

レートは中堅や古参プレイヤーも悩み続けている話題です。最初から完璧に分からない方が普通です
また、レートも大事ですが、何より交換で大切なのは相手への思いやりとマナーです。
無理のない範囲で交換を楽しんでみてください。
近頃のポケツイはコラボや新規DLキャンペーンを増やしているため、始めたばかりのプレイヤーがとても増えています。
そのためか、交換レートも非常に流動的です。
レートに関係なく自分が欲しいかどうか。より好条件の提案を優先する交換が目立ちます。
この記事のレートを守れば交換が成立する、とも言えない環境なので、肩の力を抜いてプレイするのが一番だな〜と感じました。