こんにちは、むのです。
現在一人暮らしをしている方やこれから始めようという方で、他の人の生活費が気になる方は多いのではないでしょうか?
とくにADHDの一人暮らしはどんな状態なのか?普通の人より厳しかったりするの?と疑問に思いませんか?
この記事では、ADHD持ちで猫と一人暮らし中の私の、リアルな家計簿を紹介します。
収支の細かな内容のほか、節約のために心がけていることも書いていきます。
記事を読んだ方が、「案外暮らしていけるかも?」「自分の方がうまくやりくりできてる!」など、肩の力を抜いて生活を楽しむ余裕を持っていただけたら幸いです。
ADHD持ち30代独身一人暮らし+猫のリアル家計簿
- 30代前半女
- 独身+猫一匹
- 企業の社内デザイン職 →もうすぐ離職予定
- 月手取り25万くらい(残業代などは込み・ボーナスなし)
- 一人暮らし(家賃補助なし・賃貸マンション)
- 関西の中心部在住
- 車なし
- 持病なし(通院はADHDと不安障害)
- 実家の援助なし
最新8月の収支紹介
収入 | |
給与 | 250,000 |
その他収入 | 40,000 |
合計 | 290,000 |
支出 | |
家賃 | 61,000 |
光熱費 | 6,500 |
食費 | 25,000 |
通信費 | 15,000 |
交際費 | 8,000 |
日用品 | 3,500 |
衣服・美容 | 0 |
医療費 | 4,000 |
保険料 | 1,500 |
趣味 | 32,000 |
猫 | 12,000 |
教養 | 4,500 |
交通費 | 2,000 |
その他 | 11,3000 |
合計 | 288,000 |
※10円以下は省略しています。
収入について
給与
現在の仕事は裁量労働制という方式で、あらかじめ残業代が含まれた金額が支給されています。
そのため何時間残業しても給料は変わりません(※休日出勤や深夜手当は別にあります)
ボーナスはなく年俸で契約しているため、月々の給料は少し高めです。
その他収入
メルカリなどのフリマアプリで不用品を売ったり、個人のイラスト制作でいただいたお金になります。こちらは不定期な収入です。
投資のリターンも含まれていますが、まだまだ0です。
支出について
コロナの影響で節約状態になっています。2年前は食費・交通費・交際費などがもっとかかっていました。
家賃
1DK(といいつつほぼ1K)の部屋です。ペット飼育可の分少しだけ高めの相場になっています。
光熱費
平均はこのくらいで、夏と冬はエアコン代がかさむため1万円に届く時があります。
食費
在宅勤務で3食ほぼ自炊となり、だいぶ節約できるようになりました。
それでもまだ高めなのは、サプリメントなど食材以外のものもここに含んでいるためです。
通信費
スマホ代+ネット料金+各種サブスク料金です。
在宅業務に高速なネット環境が必要なため、格安プランにして不便を許容することが出来ません。
他の人より金額が高い状態だと思います。
交際費
この月は出産ラッシュでお祝い代が増えました。
何もない時はコロナの自粛で外に出ないためほぼ0円です。
日用品
紙製品、掃除用品、基礎化粧品などの消耗品です。
衣服・美容
服飾や美容院、化粧品の費用です。
8月はどれも使わなかったので記録がありませんでした。ある時は1万円くらいになります。
医療費
歯医者に行ったので少し高くなっています。
普段は心療内科代のみです。自立支援医療制度を利用しているので2000円くらいで済んでいます。
保険料
掛け捨ての医療保険のみ加入しています。
趣味
ソシャゲに課金が多い月でした。ダメなパターンです。
ついつい、あと一回引きたい…が積み重なってこの値段。自制心の弱い月でした。
普段は1万円以下で、内容は映画代や漫画代などです。
猫
毎月の保険料と、消耗品やおもちゃ購入費など。この月はワクチン接種があったので高めでした。
健康維持のためごはんは少し高い療法食を与えています。
教養
仕事用の参考書籍や、Photoshopなどのサブスクソフト費用です。
交通費
コロナの外出自粛で通院時くらいしか使われていませんでした。
その他
貯金、寄付、急な出費をまとめたものです。
この月はエアコンクリーニングと家電の買い替えをしたのでかなり高めです。
貯金は、給料日に一定額を先に隔離しています。残ったお金で一か月のやりくりを行います。
一人暮らしの節約のための工夫
ここからは、余裕を持って暮らすために心掛けている節約方法を紹介します。
ADHD特性の衝動買いとの折り合いの付け方なども書いてありますので、よかったら読んでみて下さい。
なお、固定費を下げることは様々な方が口酸っぱく言っているので、ここでは省いています。
1.家計簿は絶対につける
これは絶対にしておかないと、お金の流れが分からず無駄な出費が増えてしまいます。
2~3か月家計簿をつけて暮らしてみると、何にどのくらい使っているか平均が分かると思います。
その結果を元に予算を立ててお金を使うようにすると、無駄な支出を意識してセーブできるようになります。
家計簿は紙の台帳よりも、手軽に入力管理できるアプリの家計簿がおすすめです。
ADHDだとつい記入を忘れてしまうことも多いですが、ざっくりでも記録しておいた方が見直せて便利です。
2.月初ルーティンを行う
こちらは節約家の方法を真似したもので、その月に必要な消耗品やストック品をリストアップし、給料日にすべて買ってしまうというものです。
節約できるほか、ADHDの衝動買い・重複買いを防ぐのに役立ちます。
ストックがなくなりそうな時に買おうとして、忘れて切らしてしまったり、余計なものまで一緒に買ってしまうことを防げます。
また、毎回同じものを同じ金額で買うため予算も一定となり、家計管理がしやすくなります。
「あれが切れそうだったな」と思いだしたときに買ったら、同じストックがもうあった。というADHDあるあるも防ぐことができます。
3.月初ルーティンはネットショップを利用する
リストアップした商品は同じネットショップ内でまとめ買いをし、ポイントを多く貯めるようにします。
また、クレジットカード決済をすることでもポイントを貯めています。
私は主にヨドバシ.comで買い物をしています。使う商品が全てここで揃い、ポイントの還元率が良いためです。
例えば猫のフードですが、近所のホームセンターで買うと1700円し、歩いていく時間もかかります。
ヨドバシ.comでは最安値の1500円台で買うことができ、送料無料で自宅まで配送してもらえます。
さらに、現金としてすぐに使えるポイントが付くのでお得です。
値段 | かかる時間 | ポイント | |
ヨドバシ.com | 1,500 | 0分(自宅配送) | お店のポイント+カードのポイント |
ホームセンター | 1,700 | 往復30分 | カードのポイント |
クレジットで決済していればそちらのポイントも加算されます。
たまったポイントは次の月のストック購入に回せるので、安く買えるループをつくることができます。
4.欲しいものリストと購入リストを作る
こちらはADHDの衝動買いを防ぐ良い方法です。
SNSで流れてきた話題の商品や、憧れの人がすすめする本など、つい買ってしまっていませんか?
これは、ADHDの衝動性により起きやすい無駄使いです。
私もTwitterで面白そうな本やガジェットを見るたびに、すぐにポチッてしまうことが多かったです。
リストの使い方
- 気になった商品を欲しいものリストに記載します。
- 欲しいものリストの中から優先度の高いものを厳選します。
- その月の予算で買う購入リストを作ります。
- 予算からオーバーしたものは次の月に回します。
この厳選の間に熱が冷めて、やっぱりいらなくなったというものも出てくるので、衝動買いの出費をかなり抑えることができました。
おそらく自制心がある人は自然にできている内容だと思うのですが、私はこのやり方でコントロールしています。
5.複数の銀行口座を使い分ける
私は銀行口座を3つ持っており、
- 給与振り込み・生活費用
- 貯金・生活防衛費用
- 冠婚葬祭など急な出費用
として使い分けています。
冠婚葬祭・家電の故障など、急に発生したイベントで月の予算が圧迫されるのは精神的によくないと感じます。
あらかじめ用途別に口座を分けて予算を取っておくことで、家計と心に余裕を作ることができますよ。
まとめ
自分でも収支を客観視するため、記事として家計簿を公開してみました。
思ったより使ってしまっている項目も見受けられ、反省中です。
同じくらいの収入額で家族を養っている方もいるので、もっと節約して貯蓄や投資の方に回していきたいところです。
今後は一時無職期間が発生するため、その時に収支のバランスが変わりそうな気がします。
無職の家計簿も公開出来たら良いなと考えていますので、その際はぜひ見てみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。