矯正中でも安心!災害時に食べやすい非常食とNG食品まとめ
防災用の備蓄食品と聞いて多くの人が思い浮かべるのは、水で戻すご飯や乾パン、缶詰といった一般的な非常食ではないでしょうか。
これらは健康な状態の歯であれば問題なく食べられますが、歯科矯正中の人にとって本当に安全と言えるかは疑問が残ります。
「硬すぎて装置が壊れそう」「噛みにくくて食べられないかもしれない」と感じた経験がある方も多いはずです。
この記事では、そうした疑問を持った私が、歯科矯正中でも無理なく食べられる非常食を調べ、実際に試したものをまとめました。
絶賛、裏側矯正中の私が実食したものを紹介します
- 矯正中でも安全に食べられる非常食が知りたい
- 災害時に装置トラブルを起こしにくい食品を知りたい
- 日常でも活用できるローリングストック品を知りたい
日頃の防災準備を見直すきっかけとして、参考にしていただければ幸いです。
歯科矯正中に非常食選びが重要な理由
歯科矯正中は、歯の表面や裏側、顎にワイヤーや装置が装着された状態が続きます。
そのため、硬い食べ物で装置が外れたり、食べかすが詰まりやすくなるなど、食事に制限が生じやすいのが現実です。
普段の食事ですら工夫が必要な中、非常食の多くは健康な歯を前提に作られており、矯正中の食べやすさは考慮されていません。
災害時は歯科医院をすぐに受診できない可能性も高く、装置トラブルは大きなストレスにつながります。
だからこそ、矯正中でも安全に食べられる非常食を事前に備えておくことが重要!
矯正中でも食べやすい非常食の条件
- やわらかく噛みやすい
- 食後の歯磨きが簡単
- 装置の劣化や破損を起こさない硬さ
やわらかく噛みやすい・手入れが楽
矯正中に適した非常食は、やわらかく噛みやすいこと、そして食後の歯磨きが簡単であることが大切です。
硬い食品で装置が外れてしまうと、災害時にはすぐに修理できず、痛みや不安を抱える原因になります。
また、限られた水で歯磨きを行うのは難しいため、軽くゆすぐだけで汚れが落ちやすい食品が理想的です。
これらの条件を踏まえ、矯正中でも比較的安心して食べられる非常食を紹介していきます。
一般的な非常食の中で食べやすいもの
- 長期保存パン
- アルファ米
- 缶詰の肉、果物
●長期保存パン
真空パックや缶詰タイプの「長期保存パン」は、近年とても柔らかく改良されています。
パンといえば乾パン、はもう古いのです!
実際に試した「ひだまりパン」は、市販の菓子パン程度の柔らかさで、水なしでも食べやすいと感じました。
チョコ味とプレーン味のどちらも甘さ控えめで、食後は軽く口をゆすぐだけで汚れが落ちやすい点も魅力です。
噛む力が弱い子供や病人、老人にもおすすめの備蓄食です。
●アルファ米
水で戻すタイプのアルファ米は種類が豊富で、非常時でも食事の満足感を得やすい食品です。
矯正中は水を多めに使い、おかゆやリゾット状にすると安全に食べやすくなります。
注意点として、どうしても硬い芯が残る場合もあるため、急がずゆっくり噛むことで装置トラブルを防ぎやすくなります。
●缶詰の肉、果物
缶詰食品は清潔に長期保存ができ、味が濃く、食感が柔らかい点で非常食としてとても優秀です。
高圧調理された肉や魚はホロホロと崩れるため、矯正中でも安心して食べられます。
果物やデザート系の缶詰は、ビタミン補給のほか災害時の気分転換にもなり、精神的な負担軽減にも役立ちます。
矯正中におすすめの非常食
ここでは、特に歯科矯正中の方が備蓄した方が良い商品を紹介します。
- ハイカロリーゼリー
- ゼリー飲料
- 長期保存スープ
- 長期保存野菜ジュース
- サプリメント(ビタミン・亜鉛)
●ハイカロリーゼリー
医療や介護の現場で使われている高カロリーゼリーは、少量でエネルギー補給ができる食品です。
プリンやムースのような口当たりで、食事が難しい矯正初期や痛みが強い時期にも重宝します。
カップ一つで100kcalを摂取できます。普段でも矯正後の歯が痛む時や、体調が悪いときのおかゆ代わりに食べられる食品です
●ゼリー飲料
ゼリー飲料は矯正中の強い味方で、噛まずに栄養補給できる点が大きなメリットです。
ビタミンやたんぱく質など種類を揃えておくことで、栄養の偏りを防ぎやすくなります。
●長期保存スープ
最近は普段の食事としても使える長期保存スープが増え、備蓄のハードルが下がっています。
味や栄養も豊富で、固形物がつらい時でも摂取しやすく、ローリングストックにも向いている食品です。
●長期保存野菜ジュース
災害時は野菜不足になりやすく、体調不良の原因になることも少なくありません。
液体タイプの野菜ジュースなら矯正中でも飲みやすく、口をゆすぐだけでケアしやすい点も利点です。
●サプリメント(ビタミン・亜鉛)
ただでさえ口内炎や歯肉炎が起きやすい矯正期間、もし災害が起これば、ケアが出来ずさらに悪化する可能性が高いです。
粘膜の保護や修復を助ける、ビタミンや亜鉛のサプリを防災備蓄として用意しておくと安心です。
普段も口内炎予防に効果が絶大なので、ローリングストックしておくのが良いでしょう
矯正中は避けたい非常食
一方で矯正中は避けておいた方が良い非常食もあります。
以下のような食品は装置トラブルの原因になりやすいため、注意が必要です。
- 乾パン
- ビスケット
- おせんべい
- 乾燥餅
- 和食のおかず缶詰
●硬い食品
乾パンやせんべいは硬すぎて装置が外れる原因になりやすいです。
柔らかいビスケットも、開封後時間が経つにつれ固くなってしまいます。
●装置に挟まりやすい食品
乾燥餅は小さくて腹持ちが良く、非常食として優秀ですが、矯正中は装置にこびりつくためおすすめしません。
和食系の缶詰は種類によりますが、フキやごぼう、きのこ類といった繊維質な野菜が含まれていることが多く、歯磨きが困難になる可能性があります。
まとめ
歯科矯正中の方は、一般的な非常食に加えて、自身の治療状態に合った備蓄を準備しておくことが大切です。
避難所で配給される食事が食べにくい場合でも、補助的に使える食品があると安心感が違います。
また、備蓄した非常食は一度実際に食べてみることで、非常時の失敗を防ぎやすくなります。
「まずかった」「食べにくかった」「調理に時間が掛かる」など思わぬ発見があります
可能であれば、担当の歯科医に災害時の注意点や歯磨き方法を事前に聞いておくのもおすすめですよ。
この記事が、今後の防災備蓄作りに役立てば幸いです。
