この記事では、雑記ブログのメリット・デメリット、収益化についてまとめています。
書いているのは、雑記ブログをゆるく3年ほど続けてきた一般人です。ブログのプロ!というわけでもないので、個人の所感と思っていただければ幸いです。
- これから雑記ブログを始めようか迷っている
- 趣味のブログを収益化しようと考えている
- 雑記ブログがどんなものか知りたい
このような方々の参考にはなるかもしれません。
気になった人はぜひチェックしてみて下さい。
雑記ブログと特化ブログの違い
はじめに、雑記ブログとはどのようなものか簡単に解説します。
雑記ブログとは、様々なジャンルの記事を扱うブログのことです。
ジャンル全てがバラバラなブログもあれば、その中でもテーマ数を複数個に絞っているブログもあります。
一方、特化ブログは特定のジャンルに絞った記事を集中的に作成したブログのことを指します。
雑記ブログのメリット・デメリット
メリット
- 幅広いテーマを扱える
- 興味や趣味に応じて自由に書ける
- 長期間運営できる
デメリット
- テーマが広がりすぎると収益化が難しくなる
- 日記になりすぎると読んでもらいにくい
雑記ブログの大きなメリットは好きな事を自由に書けることです。
また、ネタがある限り記事を書き続けられるため、長期間の運営に向いています。
デメリットは収益化がやや難しいこと。出来ないことはありませんが、工夫が要ります。
特化ブログのメリット・デメリット
メリット
- 専門性を高めることで検索エンジンや読者から信頼を得やすい
- ブログ内の周遊性が高い(他の記事も読んでもらいやすい)
- 収益化しやすい
デメリット
- 専門の知識が必要
- ジャンルによっては旬が過ぎると下火に
特化ブログの大きなメリットは収益化しやすく、収益が大きいことです。
少ない記事でも効率よくアクセス数が集まるため、収益化のスピードも早いです。
デメリットは運営者にある程度の専門知識が必要なことでしょう。
ジャンルによっては、競合の企業サイトやその道の専門家のブログの力が強すぎ、思うようにアクセス数を稼げない場合もあります。
雑記ブログは収益化出来る?
収益化は十分可能・しかし工夫が必要
雑記ブログの最大の強みは多様なジャンルの記事を書けること。それにより、幅広い読者をターゲットにすることで、収益の可能性を広げることができます。
ただ、収益化にはいくつかのコツがあります。例えば以下のようなものです。
- 特定のテーマの記事を定期的に増やすことで専門性を高める
- アフィリエイト広告やGoogle AdSenseを効果的に配置する
- 読者のニーズを意識して役立つ情報を提供する
- バズ記事を作りそこを起点に他の記事を読んでもらう
- ブログの見た目をある程度整える
特定のテーマの記事を定期的に増やす
先の章でも触れましたが、雑記ブログと言いつつ何個か専門テーマも作っておく方法です。
自由なジャンルの中にも、特に得意なテーマはあると思います。そのテーマの記事を増やすことで専門性を高めるという工夫です。
専門性が上がると関心を持った読者が集まりやすくなり、関連広告に反応してくれる可能性が高くなります。
アフィリエイト広告やGoogle AdSenseを効果的に配置
広告を表示する位置を工夫しましょう。
記事の構成に合わせ、読者が興味を持ってくれたあたりにさり気なく配置するとクリックされやすいと思います。
一方で、Google AdSenseなどの自動広告は表示する位置に注意して下さい。
誤クリックを誘発しやすいオーバーレイ広告・インタースティシャル広告を多用することはあまり望ましくありません。
読者の行動を阻害し、記事を読むのに邪魔だと思われると離脱率が上がってしまいます。
読者のニーズを意識して役立つ情報を提供する
雑記ブログに限ったことではありませんが、収益化を目指す記事は「読者に有益な情報があるかどうか」を常に意識することが必要です。
記事を書く前に、どんな人に届けたい記事なのか、方向性を決めてから書き始めると良い記事になります。
また、日頃から「自分のこの知識・経験はこういった人々に役立ちそうだ」、という視点を持っておくことも大切です。
バズ記事を作り、そこを起点に他記事を読んでもらう
トレンドキーワードを使った記事、人が集まりやすい話題の記事を作り、そこを入口にして他の記事にも興味を持ってもらう方法です。
意図的にバズらせるのは難しいですが、キーワードの選定をしっかりすることで、ある程度の検索数・流入は見込めます。
ブログの見た目を整える
これは、私が元デザイナーなため気になった部分です。
ブログ運営本などでは、見た目よりまずは記事数!と言われることが多いです。しかし、ある程度の見た目は大事だと感じます。
というのも、記事を見に行ったらページデザインが総崩れしていて、どこに目的の情報があるのかわからないブログ。広告に埋め尽くされて文字が読みづらいブログ、などに出会ってきたからです。
どんなに内容が良くても、読者が文字を読めなければ意味がありません。
雑記ブログは読んでもらえない?
読まれにくい理由
雑記ブログは読まれないと言われる理由の一つは、記事のジャンルがバラバラなことで、読者が専門性を感じとれないことです。
しかし、先に触れたように、多数のジャンルの中でいくつか専門分野を作ることでカバーすることは可能です。
加えて、自身のプロフィールに経歴や専門性を表記して信頼度を上げる方法もおすすめします。
SEOを意識したキーワード選定や、内部リンク対策を行うことでもアクセス数を伸ばすことができます。
読まれやすいテーマはある
雑記ブログでも読まれやすいテーマはあります。
- 悩みを解決する記事
- 投資などお金に関する情報記事
- 恋愛・結婚・育児など他人の体験談が読める記事
- 話題の有名人の情報
- 漫画や映画のネタバレ記事
人がブログを読みに来る理由は疑問の解決や知識欲を満たすことなので、これらに関する話題はアクセスが多いです。
一方で、以下のような話題は専門サイトや他の情報媒体が主流なため、読まれにくい印象です。
- 健康・医療の話題
- 旅行の記録
- 食レポ
- 商品レビュー
- 運営者の人生観など
雑記ブログはこんな人におすすめ!
雑記ブログは以下のような人におすすめです。
- 書きたいテーマがたくさんある人
- まずはブログ運営に慣れたい初心者
- ブログを趣味として始めたい人
- 長期的な成長を楽しみたい人
- 収益化はあまり重視していない人
雑記ブログにするか、特化ブログにするかは自分の目標や興味に応じて決めるのが良いでしょう。
これからのネットと雑記ブログ
SNSやAIとどう付き合っていくか
インターネットの発展によりブログの役割も変化しています。
SNSやAIによる情報収集が主流になる中で、ブログには以下のような事が求められるのではないでしょうか。
- 個性的なコンテンツ
- より深い専門性を持った記事
- 匿名性の中でも責任と信頼性が確保されている事
- 生の経験・体験談
- 情報の保管庫としてのブログ
雑記ブログにはやや難しい内容ですが、これらを意識しつつ運営するのが、長くコンテンツを残せるポイントではないかと感じます。
ブログを読む人は少なくなる(文字離れ)
本離れ、文字離れとも言われる昨今。
ブログのような長文コンテンツを好んで読む人はさらに減り、タイパの良い動画などに流れる動きは止まらないでしょう。
より確実な収益化を目指すなら、ブログだけでなく、動画・音声などのコンテンツとの組み合わせも考えた方が良いかもしれません。
おわりに
雑記ブログも特化ブログも、それぞれに魅力と可能性があります。
大切なのは、自分に合ったスタイルを見つけて楽しく継続することです。
読者にとって役立つ情報を提供しつつ、自分自身も楽しめるブログ運営を目指しましょう。