一人暮らしの人は時間の無駄！ポイ活をやめた話

こんにちは、むのです。

私は一時期ポイ活アプリをしていましたが、今ではスッパリとやめました。

理由は単純で、ポイ活は時間を取られて疲れる割にまったく稼げないからです。

もちろん、ポイ活方法✕その方のライフスタイルによってはお得になる場合もあります。しかし、一人暮らしでのポイ活はだいたい無駄の極みです。

どうしてそう言い切れるのか、この記事で説明していきます。

ポイ活をした方が良いのか、やめたほうが良いのか、この記事が検討材料になれば幸いです。

ポイ活をやめた理由　10選

稼げるお金が少ない

ポイ活をやめた一番の理由は稼げるお金が少なかったからです。

ポイ活サービスは1ポイント=1円のように即現金にはならず、一定のポイント数になると現金換算できる仕組みが多いです。

全然貯まらないポイント

私がやってみたポイ活サービスは「クラシルリワード」と「トリマ」です。

それぞれデイリーボーナス・レシート撮影・歩数・移動距離・アンケート・案件（アプリインストールやサービスへの登録）等でコインやチケットを貯めて、それを楽天ポイントなど他社のポイントに変換するシステムです。

では１日でどのくらい貯められるでしょうか？例としてクラシルでは平均このくらいとなります。

デイリーボーナス	ランダムで1〜100コイン※チケットを使った抽選式
レシート撮影	300コイン
チラシ閲覧	300コイン
歩数	ランダムで1〜100コイン※チケットを使った抽選式
移動距離	私の場合平均300〜480コイン
合計	1日で大体1280コイン

ぱっと見貯まっている印象ですが、交換できるコインの最低数は33,000コイン＝300円分からです。

このラインに到達するには約25日はかかる見込みで、得られるお金は300円程度…。

案件に挑戦すれば一気に数万コインを得られますが、先着順で締め切りがあったり、一度しか出来ない案件がほとんど。

ですから、毎日沢山のポイントを稼ぎ続けられるわけではないのです。

低いポイント還元率

クラシルでは最低33,000コイン＝300円分、トリマでは最低36,000マイル＝300円分と、とても低い現金換算となります。

このポイントを得るには現実で歩いたり広告を視聴する時間が必要です。

詳細は次項に書きますが、時給換算すると副業をしたり節約した方がはるかに早くてお得だと思えます。

時間がかかる（タイパが悪い）

ポイントを貰う条件としてどのサービスも広告視聴があります。

広告動画は15秒〜30秒程度ですが、視聴開始と終了の操作、ポイント受取の操作などちりつもで全てのポイントを取りきるのに1日30分前後かかります。

「30分くらいなら…」と思うかも知れませんが、交換出来る最低ポイント数まで25日前後です。毎週12時間はポイ活に消費されると考えるとどうでしょうか？

高額ポイント狙いで案件に挑戦したとしても、長期間プレイする必要があるゲームやサービスが多くタイパが最悪です。

精神的に疲れる

ポイントを貰うために見せられる広告の種類が酷いです。

気持ち悪いゲーム画面を見せられ続けたり、不快になる言葉や画像を見せられたり。同じ広告が何度も出るので新鮮さもありません。

休憩時間や仕事を終えた後にこれを見ると本当にうんざりな気分になります。

ポイントを貯めるために逆にお金を使う矛盾

指定された対象商品を買うことでもポイントが貯まりますが、必ず商品代金＞ポイントとなります。

買わないほうが支出がなくてお得です。

簡単そうなゲーム案件でも、ポイントが貯まる条件まで進めるのに課金が必要になる場合が多く、しっかり計算しないといつの間にか逆にお金を使わされてしまうのです。

一人暮らしだとポイントが貯まりにくい

買い物とレシート抽選によるポイント付与は家族がいる人が圧倒的に有利です。

一人暮らしでは買わない種類・サイズの商品が指定されることが多いですし、何個もストックを買うご家庭でなければお得になりません。

ポイント取得手段が一つ封じられているような状態なので、ポイ活効率も悪くなります。

スマホの充電の減りが早い

クラシル・トリマのように移動距離や歩数でもポイントが貯まるアプリは、「常に位置情報をON」状態に設定しなければなりません。

これはスマホの充電をとても食います。

かといって、節電のため移動する時だけこまめに位置情報をONにするのも面倒です。

ポイントが気になって買い物を楽しめない

欲しい商品がある時、商品のスペックや値段よりもポイントの有無で悩むようになりました。

ポイントが付く期間も限定されたりして、買うタイミングまでポイントに左右されることも。

常に損得勘定を押し付けられるので疲れて買い物がつまらなくなってしまいました…。

ポイ活により管理するものが増える

ポイ活に熱中し、アレもコレもと案件に手を出すと管理するカードやアプリが爆発的に増えます。

ポイントのためだけに作ったクレジットカード、ポイントカード。使わないけどインストールだけしたアプリ。

無料期間だけのつもりで登録したサブスクサービスも解除を忘れれば、そのまま更新されて課金が発生する可能性もあります。

個人情報の扱いが雑になる

ポイントを貯める方法にアンケート回答がありますが、年収や家族構成、職業など詳しく入力するものも多いです。

うっかり答えなくていいものを答えている可能性がありますし、海外サービスからのアンケートはアプリの審査を受けているとしても若干不安があります。

ポイ活は何も残らない

ポイ活を続ければいつかは小額のお金が手に入りますが、ポイ活中の時間には何も残りません。ただ動画を見てボタンをポチポチしているだけです。

その時間にスキルアップや自分磨きをした方が将来大きなリターンがあるかもしれません。

もしポイ活を始めるなら

ここまではポイ活をおすすめしない理由をまとめました。

ポイ活サービスでのポイ活はやめましたが、全てのポイントを手放したわけではありません。

ここからは、私が現在も続けているポイ活、これから始めたい人におすすめする方法をご紹介します。

新規・初回登録系だけ取りきってやめる

ポイ活開始時は「見るだけ」「登録するだけ」「ダウンロードと初回起動するだけ」でポイントが貰える案件が沢山あります。

そういったすぐ終わるものだけ取り組み、それで得たポイントだけ換金してポイ活を終わる方法です。

初回特典でどのくらい集められる？

サービスにも寄りますが、だいたいスタバのドリンク１〜２杯分くらいにはなります。

普段の買い物の範囲でポイ活する

わざわざポイント対象の商品を買うのではなく、必要なものを買う時に付くポイントだけを貯める方法です。

買い物をするクレジットカードを統一する、いつも同じスーパーや店舗を利用することを心がければ早く沢山ポイントが貯められます。

おすすめのポイ活カード①エポスカード

• 入会金・年会費無料
• 審査が簡単で学生でも作れる
• 公共料金や税金の支払いにも使えてポイントが貯まる
• 「選べるポイントアップショップ」でよく使うお店やサービスのポイントを最大３倍にできる
• 「エポスポイントアップサイト」経由で買い物をするとさらにポイントが増額になる
• 貯めたポイントを「マルイ」「マルイのオンラインショップ」で使える
• 貯めたポイントを他社ポイントやギフト券、マイルなどに交換できる
• 海外旅行に行くとき旅行保険を簡単につけられる
• 特定ランクのカードになると空港のラウンジが使えたりする

日々の買い物をこの一枚に集め、ポイントアップ特典などを使うことで効率的にポイントが貯まります。

一人暮らしの私でも1年で2〜4万円分のポイントが貯まっています。

おすすめのポイ活カード②楽天カード

• 年会費永年無料
• 新規入会特典でいきなりポイントが貰える
• 審査が通りやすく誰でも簡単に発行できる
• 100円＝1ポイントの高い還元率
• 楽天市場や楽天系のサービス利用でポイントが貯まる、使える
• 楽天証券でポイントを投資にも使える
• 楽天ポイントをそのまま支払いに利用できるお店が多い

節約家や投資家の間ではおなじみ、「楽天経済圏」と呼ばれる楽天系のサービスで一気にポイントを貯められるカードです。

おすすめのポイ活カード③ヨドバシゴールドポイント

• ヨドバシカメラグループ系列専用のポイントカード（クレカ版・アプリ版もあり）
• 入会金・年会費無料で誰でもすぐに作れる
• 1ポイント＝１円で使える
• ポイント還元率は商品や店舗による。通常8%〜10%と高め
• 提携企業のポイントをゴールドポイントに移行できる

PCや家電など大きな買い物をする時このポイントが大変便利。一気に数千円分のポイントがつき、次の買い物からすぐ使えます。

ヨドバシ.comと組み合わせると最強です。

電化製品だけでなく日用品や食料品、薬や衣料品まで幅広く取り扱いがあるため、このサイトだけで買い物が完結します。

Amazonよりも配送が早い時もあり、配送業者も日本郵便などが指定されるため確実・丁寧です。

日々の支出を抑える

基本的なことですが、買い物をしてポイントを貯めるより節約する方がお金が貯まります。

収入以上に使わないこと、これが一番です。

まとめ

以上が私がポイ活をやめた理由でした。

お金を稼ぐのは簡単ではありません…。

コツコツやるのが得意な人でも、その力をポイ活に使うより、資格勉強や節約術を勉強することに使う方が遥かに有益だと感じます。