聞き返される原因は滑舌じゃない?話し方講座で学んだコツ
こんにちは、むのです。
今回はオンラインで受講した話し方講座の体験談を、分かりやすくまとめます。
在宅勤務が増え、オンライン会議や通話で話す機会が多くなりました。
その一方で、発言を聞き返されたり、意味が伝わらないと言われることが増えたように感じます。
自分は話し方が下手なのではないかと、不安に感じるようになったのです。
滑舌が悪いからだろうかと、悩む日もありました。
- 話をよく聞き返されてしまう
- プレゼンや説明が苦手
- 話がまとまらないと感じている
このような悩みを持つ方には、参考になる内容かもしれません。
よろしければ、最後まで読んでみてください。
オンライン講座サイト「ストアカ」で受講してみました
今回利用したのは、オンライン講座予約サイトの「ストアカ」です。
- 趣味から仕事に役立つ資格まで、掲載講座8.6万件!日本最大級の習い事検索サイト
- 1回1000円から気軽にレッスンを受講できる
- 入会金・登録料は無料!
- 対面でもオンラインでも、ライフスタイルに合わせた受講形式が選べる
その中で見つけたのが、現役アナウンサーによる話し方の個人レッスンでした。
話し方が下手に感じる、意外な原因とは
レッスンでは、事前に用意した質問をもとに進めてもらいました。
相談した内容は、主に次の三つです。
- 滑舌を良くしたい
- 聞き取りやすい話し方を知りたい
- 話がまとまらない癖を直したい
まずは簡単な文章を音読し、講師に聞いてもらいました。
そこで意外な指摘を受けることになります。

むのさんは滑舌が悪いのではなく、むしろ早口が悪さをしているようですね
え!そうなんですか?!
滑舌の悪さではなく、原因は早口
講師によると、滑舌が悪いと悩む人の多くは早口だそうです。
舌や口の構造に問題がある人は、実はかなり少ないとのことでした。
早口になると音がつながったり、飛んだりしやすくなります。
その結果、聞き取りにくくなり、滑舌が悪いと誤解してしまうそうです。
早口を改善するための基本的な考え方

改善の第一歩は、話すスピードを意識することだと教わりました。
普段より少し遅いと感じるくらいが、ちょうど良いそうです。
目安は、ニュース番組のアナウンサーの話し方。
1分間に300文字程度を意識すると良いと言われました。
これより遅すぎると、逆に相手がストレスを感じてしまいます。
適度なスピードを意識することが大切
発音をはっきりさせる簡単な練習法
一語一語を丁寧に発音することも、聞きやすさにつながります。
特にサ行やラ行は、音が飛びやすいので注意が必要です。
舌が歯の裏に当たる発音は、早口だと崩れやすくなります。
話す前に、軽い準備運動をすると効果的だそうです。
「らりるれろ」「さしすせそ」を20回ほど繰り返してみてください。舌が動きやすくなり、音の抜けが減っていきます。
声量や抑揚がないと、さらに伝わりにくくなる
声が小さかったり、抑揚がない話し方も聞き取りにくさの原因です。
早口で一気に話そうとすると、特に起こりやすくなります。
声量を出すには、腹式呼吸が大切だとよく言われます。
ただ、その感覚が分からないという方も多いのではないでしょうか。
私もその一人で、正直よく分かっていませんでした。
そこで教えてもらったのが、意外にも「あくび」を使う方法です。
あくびを使った声量アップの方法
あくびをすると、喉の奥が大きく開きますよね。
その状態で「はぁ」と息を吐く感覚が、腹式呼吸に近いそうです。
喉やお腹がリラックスし、息が自然に出やすくなります。そこに声を乗せることで、通る声になると教わりました。
でも、これだけだとまだ感覚がわからない…

具体的な手順は次の通りです。
声は出せるけど、これを文章にするのは難しいです!

そのとおりです。
まずは短いあいさつなどで感覚を掴み、次第に長い言葉にしていくとよいですよ
話がまとまらない人におすすめのPREP法
最後に、話がまとまらない悩みについても相談しました。
その解決策として教わったのが、PREP法です。
PREP法とは?
PREP法は結論から話すシンプルな構成方法です。
ビジネスシーンでよく使われています。
構成は、結論・理由・具体例・結論の順番です。
- 結論(Point)
- 理由(Reason)
- 具体例(Example)
- 結論(Point)
この流れを意識するだけで、話が整理され、短時間で伝えたいことを相手に話すことができます。
- 【結論】毎日食べるたんぱく質でおすすめなものは、卵です
- 【理由】なぜなら、卵は栄養価も高く値段が安いからです
- 【具体例】例えば、1個の卵にはこれくらいの栄養が含まれています
- 【結論】このように、毎日手軽に取れる栄養のある卵が、私のおすすめです
言葉の抑揚を意識するのもコツ
伝えたいキーワードの前で息継ぎ
大事な言葉の前で一度息継ぎを入れるのも効果的です。
間を作ることで、聞き手の意識を引きつけられます。
語尾を言い切り型にする
語尾は「です」「ます」で言い切るようにしましょう。
曖昧な表現を減らすことで、印象がはっきりします。
「~だと思うのですが」「ということなんですけど…」など、相手に結論を求めるような話し方は間延びしますよね
まとめ:話し方の悩みはプロに聞いてもらうのが近道

今回の講座で、話し方の悩みに意外な原因があると知りました。
自分では気づけない癖や強みを、客観的に教えてもらえたのが良かったです。
自己流で悩み続けるより、プロに見てもらう方が早いと感じます。
少し勇気は要りますが、得られるものは大きいです
この記事が、話し方に悩む方の一歩につながれば嬉しいです。
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