こんにちは。猫と同居中のむのです。
ある朝猫の耳を見ると出血をともなう傷を発見しました。
室内飼いの猫はケガをすることはほとんどありません。一体何があったのでしょうか…?
この記事では、ケガの原因や自宅で出来る処置について書いていこうと思います。
- 室内飼いの猫がケガする理由
- 病院は必要?
- 応急処置に使える動物用市販薬
こんな話が気になる方はぜひ読んでみてください。
室内飼いの猫の怪我
外飼いに比べて危険が少ない室内でも猫はケガをすることがあります。
代表的なものは以下のとおりです。
- (多頭飼いの場合)喧嘩
- 爪が伸びた状態で体を掻く
- おもちゃに絡まる、挟まる
- 誤飲
- 倒した家具の下敷きになる
- 落とした物が当たる
- うっかり人間が蹴ったり踏んでしまう
- ドアなどに挟んでしまう
今回は引っかきが原因
今回の傷は痒くて掻いているうちに自分の爪で傷をつけてしまったようです。
爪切りは定期的にしていますが、切った後の切り口がしばらく鋭いためそれが引っかかった様子。
傷になってしまったところが気になり、さらに掻くという悪循環が出来ていたのでした。
病院は必要?
猫が病院に行くことは大変なストレスです。できれば頻繁に連れて行きたくはありませんよね。
今回のようにケガをした時は、まず落ち着いて状況を判断しましょう。
猫を病院につれていく基準として次のようなものが挙げられます。
●受診を強くすすめる症状
- ハッキリした酷いケガが見える
- ぐったりしている
- 呼吸がいつもより早い
- 発熱がある
- 下痢や嘔吐など消化器症状が激しい
- 足元がおぼつかない
- 排泄に異常がある(1日以上排尿や排便がないなど)
応急処置に使った薬
【動物用医薬品】ネオスキン-2
傷口がカサブタになるまで化膿を防ぐために、市販の犬猫用傷薬を購入しました。
こちらは主に犬猫の皮膚の炎症に使用する軟膏です。
白いクリーム状の薬で無臭のため、匂いを嫌がる我が家の猫も気にせず塗らせてくれました。
生乾きの傷だったのでしみて嫌がるかも?とも思いましたが、刺激は無いようで大人しく塗られていました。
薬は少しペタつきがあり周りの毛が絡まります。はみ出た薬は拭いてあげてください。
毛づくろいが届く範囲に塗る場合は舐めないようにカラーを巻く必要がありそうです。
注意!人間の薬は絶対に使ってはいけません
ペットを飼われている方には常識的なことですが、一応記載しておきます。
人間の薬は動物にとっては毒でしかありません。
万が一食べてしまった場合、たとえ効果が弱い薬であっても重篤な状態になる可能性があります。
ちょっとしたアルコール消毒薬でもかぶれや刺激を受ける子がいます。
絶対に自己判断で与えず、動物病院から処方された薬を与えましょう。
経過観察
塗布した翌日には傷口の生っぽさがなくなり、カサブタが出来始めました。
1週間後には産毛も生えてきてほぼ元通り!
効かない部分もある
今回の薬はあくまでも皮膚の炎症に効く薬です。
舐めてはげてしまった部分や、元から毛が薄い部分には効果がありませんのでご注意ください。
おわりに
- まずは落ち着いて観察
- 緊急の状態だったらすぐに病院へ
- 様子を見れる状態なら自宅で処置
- 猫のストレスにならないケアを行いましょう
猫は痛みに強い動物で、普段と違う様子も隠そうとしがちです。
飼い主が日々の様子を観察して、何か変化がないか、訴えていないか見守ることが大事ですね。