【ポケツイ】PickUPカタログ騒動の備忘録

この記事は、2025年2月3日に発表されたポケコロツインのイベント告知騒ぎについて簡単にまとめたものです。
Xでは情報がすぐに流れてしまうため、後から気になった人が検索しやすいよう、記事に残すことにしました。
この記事で運営を誹謗中傷する意図はありません。また、情報は筆者が観測できた範囲の物のため、過不足や誤解がある可能性があります。
そんな事があったんだ、という記録として読んで頂ければ幸いです。
前半に簡単なまとめ、後半に推察を含めた長いまとめがあります。サクッと読みたい方は前半部分だけ目を通してもらえれば概要は分かると思います。
PickUPカタログ騒動とは
①突然、一部の人だけにお知らせが来る
2025年2月3日12時の更新で、一部プレイヤーにのみ画像のお知らせが表示されました。
内容は以下の通り。
- このお知らせが届いたお客様限定
- 過去登場したSRアイテム約2000点の中からお好きなアイテム1種プレゼント
- ※一部対象外のSRアイテム有り
- 対象のSRアイテム
- ・ハピガチャ
- ・福袋(ポケコロセレクションを含む)
- ・ChoiceBag
- 開催期間:2月17日(月)0:00〜2月28日(金)23:59
- 参加方法:上記期間内に初回ログイン時にPickUP交換券を配布。交換券をアイテムと引き換える形式。
- ※その他詳細は画像をご参照ください※
②豪華なプレゼントが誰でも貰える?と混乱が起こる
VIP用のお知らせによく書かれている口外禁止の指定がないこと、対象となるプレイヤーの条件の記載がないことから、課金・無課金・レベル等に関係なく全プレイヤーからランダムで選ばれているのではないかという憶測が広がりました。
特に、課金者の中でお知らせのある人・ない人が発生し、豪華な特典を受け取れない事は課金者を蔑ろにしているのでは?といった不満の声が上がりました。
また、周年イベントの最中に全員が貰えないシークレットな特典を突っ込む運営は酷い!という声も見られました。
③運営への批判が始まる
ポケツイ運営のSNSアカウントへ不満や不信の声が上がりはじめます。窓口にお問い合わせする人も。
同時に、先に全プレイヤーに告知されていた「好きなレプリカアイテムが最大3つもらえる特別なビンゴ(スペシャルビンゴ)」と勘違いする人も発生し、さらに混乱が大きくなりました。
④運営が釈明・騒動は沈静化
翌日の2月4日17時に、お知らせの対象となったプレイヤーにのみ運営から謝罪と条件開示の追加お知らせが届きます。
2024年に1度でも「特別なお部屋」に招待されたお客様
※条件を満たしていないお客様へは案内を差し上げておりません
条件が開示されたことで納得するユーザー、条件に当てはまらず不満を覚えるユーザーなどが出たものの、騒動は一応の沈静化を見せました。

おおまかな流れはこんな感じです。
騒動の深堀り&時系列
ここからはより詳しい騒動の内容と動きを書いていきます。
長文のため、事のあらましだけで十分な方は読まなくても大丈夫です。
何があったのか?状況の箇条書き
2月3日12時、突然一部のプレイヤーだけにお知らせが来る
- お知らせを受け取った人が、Xやゲーム内ノートなどで内容の豪華さや何をもらうかを話題にしはじめる。
- しかし、届いている人と届いていない人がいることが判明。
- 招待基準が不透明な事に疑問の声が出はじめる。
- 同じ課金者でも差があることから、VIPノートでは招待基準を探る動きが起きる。
- お知らせが来た人・来なかった人両者が自身の課金額・お部屋入り状況を公開するなどした。
同日15時ころ筆者がこのお知らせ画像をキャプチャしXに投稿する
- 単純な疑問を感じて。
- VIP用のお知らせによくある「口外禁止」の文がなかったため、ランクに関係なく全プレイヤーからランダムに抽選しているのか気になった。
- Xにいる他プレイヤーの招待状況などを知りたかった。
- ※他にもお知らせのキャプチャをタグなしでポストしていた人はいましたが、筆者のポストが一番目についた様です
- このポストで初めてお知らせがあったことを知った人が反応しはじめる。
- 課金プレイヤーと未課金プレイヤーの待遇が同列になっているのでは?という不満、運営への不信による怒りの意見が多く見られた。
ゲーム内やXで選考基準を探るためにアンケートをとる人が現れはじめる
- ノートのスタンプやXのアンケートで選考基準を調査する人が出はじめる。
- これにより「課金者」「お部屋入り」は条件に入っていそうだと考えられた。
- しかし、Xやゲーム内で少数の無課金プレイヤーがお知らせが来たことをコメント。やはりランダムなのかと混乱が大きくなる。
- ポケツイ内のみんなのノートでもこの話題が増えはじめる。
- 一部のプレイヤーが公式ポストにリプライで問い合わせを始める。
- おそらく裏でもゲームの問い合わせから確認を行った人が多数(筆者も問い合わせをした)
- しかし、2月3日中に公式からの返答はなかった。
翌2月4日の17時ころ、運営から「お知らせを受け取った人にのみ」お詫びと招待基準を説明したお知らせが届く
- お知らせを受け取った人達がXにキャプチャ画像を投稿。
- 選考基準が判明したことで騒ぎは沈静化していった。
- 一方、周年という重要な時期にこのようなシークレットイベントを行った運営の姿勢や、開示された基準には不満が残った。
騒ぎが大きくなった背景推察
以下は筆者個人の推察・意見になりますので、読み飛ばしてもらっても大丈夫です。
不透明な選考基準だった
先に書いた通り、「お知らせが来たお客様だけ」という記載と、「口外禁止ではない」という情報しかないことがランダム抽選を疑う要因となったと思われます。
さらに、課金者の中でも当選・不当選があったことからより基準が分かりにくい事態に…。
最初から選考基準を記載する、対象者以外に配慮して口外禁止を指定するということは出来たはずでは…何故だろう?と感じました。
レプリカ配布イベントと混同された
一部のプレイヤーがPickUPカタログとレプリカ配布イベントを勘違いし、全員配布ではなく抽選配布なのかと慌ててしまったことも騒ぎの拡大に繋がったと感じます。
「無課金でお知らせが来た」と言っていた人も、蓋を開けてみるとこのレプリカ配布のお知らせと勘違いしていたようでした。
周年の告知が多い時期だったために起きた混乱でもあるのでしょう。
課金者の中でも待遇の差がつけられたことで不満が拡大した
運営の釈明で、選考基準は「2024年に一度でも【特別なお部屋】に招待されたお客様」だと判明しました。
しかし、これは2024年以前に沢山課金をしていた人、お部屋入りはしなくても定期的に課金をし総額が大きい人は排除されている可能性がある事を示しています。
年1回10万の課金>年間数十万の課金という条件があるかもしれない、ということに憤慨した課金勢が多かったのも、騒動が大きくなった理由だと考えられます。
もともとポケツイ運営とココネはシークレットイベントをしがち
この会社は運営するアプリで度々このようなシークレットイベントを行っており、過去に炎上もしているようです。
「VIP」や「特別なお部屋への招待」基準も実はぼんやりしているため、今回の騒動では一部の人が「VIPノートが見れるようになる」=「お部屋入り」と勘違いしていた場面も見られました。
プレイヤーとしては「まあ、いつものココネだからな〜」と慣れが染み付いてしまっていますが、内容が内容だっただけに今回は課金勢が黙って居られなかったのでしょう。

古参フレさん曰く「珍しく対応が早かったし、条件の開示は初かも!」とのこと
おわりに
今回の騒動は、総じて運営体質の問題によるものだったのではないでしょうか?
お知らせをわざわざ表に出した筆者のようなプレイヤーや、勘違いで申告して混乱を招いた無課金プレイヤーを責める意見も見られましたが、プレイヤー同士の対立は不毛だと感じます。
いずれはどこかから広まっていたでしょう。
運営が今までプレイヤーに守らせてきた暗黙の了解、「特別っぽいお知らせの類は話題にしない・内緒話にしてもらう」が今回も通用すると考えていたのかも知れません。
また、ポケツイのユーザー層は若い女性が多く、他のソシャゲのように問題が発生してもアクションを起こさないと思われていたのかも知れません。

この騒動がお空の騎士やマスターとなって召喚するゲームで起きていたらトレンド入りすると思います
このような騒ぎの時、一番確実なのは悪口を言わずお問い合わせを送ることです。
一般的な企業であれば意見はちゃんと収集され、後の会議で議題に上ります。バグ報告や要望、イベントの感想などがあれば、どんどん送ることをオススメします。
我慢を続けて引退者が増えるより、声を上げて改善してもらうことの方が、長くサービスが続くためには必要です。サ終して欲しい訳ではもちろんないのですから。
以上がカタログ騒動の備忘録でした。